ママ薬剤師が子育てと仕事を両立するおすすめの働き方とは?
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薬剤師の資格をもっている育児中のママの中には、子どもが幼稚園や小学校に通い始めて少しだけ手が空くようになったら、その空いた時間を使って少しだけ働きたいと思っている人がいるのではないでしょうか?とはいえ、自由に働きたいけれど、子どもがいるからなかなか自分の思いどおりにはならないという悩みをもっているママも少なくないでしょう。しかし、そこは薬剤師という資格の強み。子どもや赤ちゃんを託児所に預けたり、子どもが幼稚園や学校に行っている間だけといった短時間で働く時短勤務の働き方も選べます。せっかく薬剤師の資格をもっているのですから、その強みを生かして復職することを真剣に考えてみてはいかがでしょうか?ここでは、ママ薬剤師が抱える悩みを解決しながら、育児と仕事を両立させるためのコツ、方法について解説します。
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この記事に書いてあること
1. 薬剤師は子育て中でブランクがあっても復職できるの?
復職できるか心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、ブランクがあっても復職は可能です。これは薬剤師免許が国家資格であることの強みでもあるといえます。
ただし、復職する際は、働き方や職場選びに注意が必要です。短期間でもブランクがあるということは、その間に新しい薬が開発されたり、医薬品医療機器等法(旧薬事法)の改正があったりして、経験したことがないことやわからないことが増えている可能性があるからです。
ですから、ブランク明けの薬剤師向けに研修を行うなど、教育やサポート体制が整えられている職場や、無理せずに働ける人員が確保されている職場を選ぶようにすることが大事です。
また、自分自身でブランクがあることのデメリットを理解して職場探しをすることも大切です。例えば管理薬剤師や一人薬剤師など時給の設定が高い求人に応募した場合、最初の時給を低く抑えられる場合もあります。もちろんご自身でブランクを埋めるための努力は必要ですが、薬剤師にはブランクがあっても復職している人が大勢いるという心強い実績があります。
ここで復職した人の話を聞いてみましょう。
30代で復職に成功したママ薬剤師の話
子育ても安定してきたので、小学校に入ったタイミングで復職しました。ブランク期間はかなりありましたが、もう一度働きたいと思い、転職に踏み切りました。転職活動ははじめてだったので、転職サイトを使い、希望に沿った求人をコンサルタントに紹介してもらい、見学を何カ所かして転職先を決めました。復職後の人間関係が不安だったのですが、見学時に気の合いそうな薬剤師さんがいるところにしたおかげで、現在も楽しく働けています。
2. 子育て中のママ薬剤師の復職タイミングは?
子育てから復帰するタイミングをまとめました。
授乳が要らなくなったらすぐ復職
子どもが1歳前後になると保育園に預けやすくなるため、なるべくブランクを空けずに復職したいという人はこのタイミングを選んで復職しています。計画的に断乳や卒乳をして、授乳が要らなくなったタイミングで復職をしているのは、授乳中だと体力が落ちているためママ自身にもさまざまなリスクがあるからです。
薬剤師の働く職場は病気やケガをした人が薬を受け取りに来る所です。病気などに感染しやすい時期を避ける人が多く、授乳中に復職するという例は少ないのです。
子どもが保育園や幼稚園に入学したら復職
子どもが幼稚園に入ったタイミングで復職する人は、子どもが幼稚園に行っている時間帯だけパートとして仕事をするというやり方で働いている人が目立ちます。幼稚園は預けられる時間帯が短いため、短時間のパートとして復帰する人が多いのです。
小学校に上がってから復職
一方、子どもが小学校に上がったタイミングで復職する人の多くは、学童保育などを利用してフルタイムで働くという方法を選びます。
子どもの年齢に応じて、段階的に働く時間を増やしていくママ薬剤師も大勢います。
3. 子育てと両立させるママ薬剤師にオススメの働き方は?
薬剤師の働き方には正社員として働く以外に、パートや派遣、契約社員として働く方法があります。それぞれ、メリットとデメリットがあるので、どの働き方が自分に適しているかをしっかり理解してから選ぶようにしましょう。
パートで働く場合
- 働きたい時間帯だけ働け、休みも取りやすい
- 長い間同じ職場で働ける
【パートのデメリット】
- 時給が安い
- 福利厚生が受けられない場合がある
パート勤務のメリットは、働きたい時間帯だけ働くことができ、休みも比較的取りやすい環境であるという点です。子どもが幼稚園に行っている時間だけを狙って働きに出るということもできるため、まだ子どもが小さいママ薬剤師の復職の仕方としては自由度の高いぴったりな働き方です。また、パートの場合無期雇用であるため、長い間同じ場所で働くことができます。しかし、パートの勤務形態にはデメリットもあります。他の働き方と比較すると時給が安く抑えられており、時間が短いため保険などの福利厚生は受けられないことがあります。
派遣で働く場合
- 時間を決めて働ける
- 時給が高め
【派遣のデメリット】
- 長期間同じ場所で働けない
- 契約更新が面倒くさい
派遣で働くメリットは、パートと同じように時間を決めて働くことができるのに、時給の設定が高めという点です。子どもが小学校に上がるなどして、パートより長時間働けるようになったママ薬剤師に人気の働き方です。しかし、派遣は長期間同じところで働き続けることはできないため、雇用が不安定な点はデメリットといってよいでしょう。派遣での就業はだいたい3年が限度といわれ、短期間の契約をつないでいく必要があります。契約を更新できない時期が来ると、また新たな職場を探す必要が出てきます。
契約社員で働く場合
契約社員は派遣と違い、就業期間の設定がありません。そのため、長く同じところで働き続けたいという人にはおすすめです。パートや派遣などと比べると雇用は安定していますが、勤務時間が短くなると正社員よりもかなり給与が安くなる場合があります。
このように、どの働き方にも一長一短があります。できるだけ高い収入を希望するのであれば派遣、多少収入が少なくても安定して働ける方がよいというのであれば契約社員がよいといえるでしょう。
4. 子どもを預ける施設が見つからない場合は?
保育園はかなり競争率が高いため転職先が決まっても子どもを預ける施設が見つからない…なんてことになりかねません。その場合、勤務先に「就労証明書」を発行してもらいましょう。就労証明書を発行することで、保育園に優先的に入れるようになります。もちろん証明書をもっていても選考から漏れてしまうこともありますが、保育園に入れる可能性がぐんと上がります。
証明書を発行する他におすすめしたいのが転職サイトを活用することです。エージェントが条件や希望に沿った求人をあたってくれるため、自分で子どもの預け先と転職先探しの両方をやらなくても済みます。
5. 子育て中のママ薬剤師がオススメな求人を見つけるには
最後にオススメの求人の探し方についてご紹介します。ママ薬剤師が自分にぴったりの求人を見つけるためには、転職サイトに登録して、担当コンサルタントに相談するのがよいでしょう。というのも、自分1人で探した場合にはなかなか知ることのできない非公開求人などの情報を教えてもらうことができるからです。
- 転職先には何人の薬剤師がいるのか
- 休みが取りやすいか
- ママ薬剤師が所属しているか
- 処方せんの科目、枚数
ママ薬剤師が特にチェックしなければならないポイントは、転職先が常時何人体制で働いている職場なのか、休みが取りやすいかという点になるはずです。子どもの急な病気や学校の行事などでやむをえず休みを取らなければならないこともあるでしょう。しかし、もし職場に自分しか薬剤師がいないという状態で働くことになったら、簡単に休みを取ることはできません。
また、ママ薬剤師の有無もチェックしておきたい点です。独身や既婚でも子どものいない薬剤師しか所属していない職場の場合、育休・産休制度だけでなく子育て中に起こりがちなトラブルや学校行事の際に取る有休に対して理解を得にくいことがあるかもしれません。
さらに、勤務先によってどんな科目が多く、何人くらいの人が訪れ、何枚くらいの処方箋を処理しなければならないのかという点でも忙しさが異なるため、基本的な勤務条件や仕事内容に加えてしっかり把握して選びたいところです。以上のようなことから薬剤師専門の転職サイトでコンサルタントのサポートを受けながら復職するのがおすすめです。
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