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メディカルアロマセラピストとは?業務内容や給料、必要な資格について

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「メディカルアロマセラピスト」という職業を一度は聞いたことがあっても、実際どんな仕事をしているの?どこで働いているの?求人はあるの?とさまざまな疑問をもっている方は多いのではないでしょうか。

メディカルアロマセラピストは医療機関や福祉施設、アロマセラピーサロンなど、さまざまな現場で活躍しています。ここではメディカルアロマセラピストとはいったいどのようなものなのか、必要な資格の取り方などもあわせて具体的に説明していきます。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

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1. メディカルアロマセラピストとは

メディカルアロマセラピストの仕事

メディカルアロマセラピストとは、病院、介護施設、福祉施設などの医療関係の現場やサロンなどにおいて、アロマを使用した処置を行う有資格者のことです。
アロマセラピスト資格をもつ経験者が医療従事者として、医療行為では取り除くことのできない患者の苦痛やその患者の家族が抱えるストレスなどを軽減させる役割を担っています。

メディカルアロマセラピーは薬品の投与や手術などの西洋医学の手段だけに頼らず、人間にもとから備わっている自然治癒力を引き出すという穏やかな手法が魅力であり、近年は「統合医療」としても注目を集めています

フランスが発祥の、イギリスで定着したメディカルアロマセラピー

メディカルアロマセラピー発祥の国はフランスだったということはご存知でしたか?

20世紀初頭にフランス人科学者が精油の薬理作用を発見し、フランスではアロマセラピーが「薬の代わりとなるもの」と位置づけられ、活用されてきました。

その後アロマセラピーはイギリスに渡り、人の心・身体・精神を総合的にサポートする「補完療法」として定着していきます。
そして現在でもイギリスの多くの医療機関で患者さんの痛みや苦痛の緩和、不安の軽減などに活用されています。

日本にはイギリス式のアロマセラピーが導入され、「補完療法」としてのメディカルアロマセラピーが少しずつ広まってきています。

メディカルアロマセラピーはさまざまな場所で活用されている

メディカルアロマセラピーはさまざまな診療科目で活用されています。

現代医療の心療内科・精神科では気持ちの落ち込みの改善や不安の解消に用いられている他、心療内科と提携してメディカルアロマセラピーを行っているアロマセラピーサロンも存在します。
また患者さんに対してだけではなく、ストレスの多い看護師や介護士のための心のケアとしても需要が高まってきています。

さらに歯科では、メディカルアロマセラピーは麻酔の際の補助的な役割を果たしており、緊張を緩和させる効果があるとされているため、患者さんが上質な香りによりリラックスして治療を受けることができるよう配慮をしている歯科医院もあるんです。

メディカルアロマセラピーは補完医療として立派な地位を確立しているといえますね。

メディカルアロマセラピストは今後需要が高まっていく

メディカルアロマセラピーは科学的根拠が不足していることなどが原因で、積極的に取り入れている医療現場はまだ少ないです。しかしストレス社会といわれる現代において、メディカルアロマセラピーの需要は高まっていくことが予想されます。

メディカルアロマセラピストは、通常のアロマセラピストとは違い医学知識も必要なうえに患者さんへの責任も重くなります。しかしその分やりがいのある仕事であるといえるでしょう。

2. メディカルアロマセラピストになるには? 資格の取り方を紹介

メディカルアロマセラピストの資格は認定資格など多数ありますが、この記事では6つ紹介します。

IFPAアロマセラピスト

IFPAアロマセラピストは、正式には「IFPAプロフェッショナルアロマセラピスト」と呼ばれ、イギリス最大級のアロマセラピスト協会であるIFPA「国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟」が認定する資格です。

この資格は、IFPA認定校でのみ取得できます。IFPA認定校の授業の内容は、医療系のものや関連法規、ボランティアなどに関するものの他、技術向上のためのイギリス式のアロマセラピーを実践する実務研修などの授業もありさまざまです。

受講資格は特に定められていないので経験のない初心者でも受講可能です。授業料は100万円ほどで、受講期間は6ヶ月~2年くらいかかります。

IFPAアロマセラピストの資格取得におすすめのスクール

IFPAアロマセラピストの資格を取得したいなら、認定校の「IMSI」がおすすめです。

IMSIの講師はイギリスなどで自然療法を学んでいるので、受講生は本場の知識をしっかり吸収できるはず。さらに海外からアロマセラピーの第一人者を招いてセミナーを開催するなど、日本にいながら最先端の情報を得ることができるのです。

クラスは少人数制で受講生一人ひとりにていねいに対応してくれるため、「自然療法を学ぶのがはじめて」という方でも安心して講座を受けられます。
無料体験もあるので、興味がある方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

IMSIの詳細はコチラ

IFA国際アロマセラピスト

IFA国際アロマセラピストとは国際アロマセラピスト連盟(IFA)が認定している資格です。全国にある認定校で受講することができます。

スクールやコースによって異なりますが、受講期間は1~2年ほどで受講料は90~115万円ほどが多いようです。
また下記で紹介するAEAJ協会が認定しているアロマセラピスト資格をもっていると免除される授業もあるようです。

IFA国際アロマセラピストの資格取得におすすめのスクール

独自の教材・カリキュラムが用意されている認定校「ニールズヤードレメディーズ」がおすすめです。

専門分野で実績を残した経験豊富な講師陣がそろっているため、より実践的で深い学びが得られます。こうした高品質な授業が評判になり、受講者の中には医療従事者や実技経験がある方も多く見られます。

講座終了後は単発講座やワークショップの開催、仕事紹介などのサポートも充実しています。「質の高い自然医療を学び、かつキャリアにもつなげたい」と考えている方はぜひ下記HPをご覧ください。

ニールズヤードレメディーズの詳細はコチラ

(※2020年5月よりオンライン授業も始めています。)

メディカルアロマセラピスト

メディカルアロマセラピストは、日本統合医学協会が認定する資格です。日本統合医学協会が指定するスクールにて6ヶ月程度の授業を受けると取得できます。

授業では理論から実技研修まで、幅広く学ぶことができます。受講資格は特にありませんのでアロマ初心者の方でも受けることができますが、医療系の資格をもっている人は免除される科目もあるようです。

また授業料はスクールやコースによって異なりますが、だいたい教材費込みで30~70万円程度で、入学から卒業までの受講期間は約60~100時間です。
さらに資格講座以外にもアロマ講座やトータル講座など多岐にわたって行っているので、中にはサロン開業を目指して通う方もいるようです。

また日本統合医学協会には、一般の方向けにメディカルアロマ検定2級の資格もあり、比較的予算を抑えて受講することができるのでまずはメディカルアロマ検定2級を目指してみるというのもよいでしょう。

アロマセラピスト(AEAJ)

アロマセラピストとはAEAJ(日本アロマ環境協会)が、プロのアロマセラピストとしての能力を認定している資格です。
アロマセラピストの受験資格には、AEAJが主催するアロマテラピー検定1級の保有者や認定スクールで指定のカリキュラムの受講者であることなどがあります。

受講料は認定スクールによって異なりますが、30~40万円ほどが多いです。また受講期間は6ヶ月~1年ほどが多いようです。

アロマコーディネーター(JAA)

アロマコーディネーターとはJAA(日本アロマコーディネーター協会)が認定しているもっともベーシックな資格です。
アロマコーディネーターの資格は、認定スクールで受講し、試験に合格することで取得することができます。日本を代表する資格の一つなので取得候補に入れてみるのもよいでしょう。

受講料は多くは10万円前後で、他の資格に比べ費用は少なめで済むことが多いです。また受講期間も合計で30時間ほどと短めなことが多いです。

アロマ・アドバイザー(NARD JAPAN)

アロマ・アドバイザーはNARD JAPANナード・アロマテラピー協会が認定している資格です。

NARDは、臨床研究における新しい発見を教材に反映しているので、常に最新の知識を獲得できることが特徴です。最先端のメディカルアロマを学びたいなら候補に入れてみましょう

アロマ・アドバイザーの資格は全国にあるNARD認定校で取得可能です。

受講費は教材費込みで20~30万円ほどのスクールが多いようです。受講時間は20~30時間ほどです。

アロマ・アドバイザーの資格取得におすすめのスクール

アロマ・アドバイザーの資格を取得したいと考えている方には、認定校の「パルファム」がおすすめです。

パルファムはNARD JAPAN設立初期からの由緒ある認定校で、その実績を活かして質の高い講義を行なっています。
土日祝日でも10~21時の間で自由に講義を受けることができ、就業支援までていねいにサポートしてくれます。「働きながら資格取得したい」「資格を生かしてキャリアアップをしたい」という方にぴったりです。

またパルファムでは「NARD」の他にも「AEAJ」「JAA」などの講座を選んで資格を取得できます。
「どの資格を取ればいいかわからない…」という方は、まずは気軽に無料体験に足を運んではいかがでしょうか。

パルファムの詳細はコチラ

3. メディカルアロマセラピストの将来性と給料

メディカルアロマセラピストに将来性はあるの?

昔に比べると、介護現場や病院などの医療福祉現場での臨床アロマセラピーは行われてきてはいますが、日本では保険の適用がないため、まだまだ普及しているとはいえない状況です。とはいえ、化粧品や食べ物などを購入する際オーガニック製品にこだわる人は増えており、自然由来のものを好む人は多く存在します。

このような人々がいるかぎり、自然治癒力を引き出してくれるメディカルアロマセラピストの需要がなくなることはないでしょう

メディカルアロマセラピストの給料は?

メディカルアロマセラピストの年収ですが、およそ300~350万円です。とはいえメディカルアロマセラピーサロンを自ら開業するのか、メディカルアロマセラピーを取り入れているサロンに勤務するのかによっても異なります。

収入に関しては特にこだわりがなく純粋にアロマが好きな人、やりがいのある仕事をしたいと思っている人にはおすすめの職業です。転職をするときには自分は仕事に対してどういった点を重視するのか、よく考えてから実行に移しましょう。

4. 非公開求人ならあるかも? メディカルアロマセラピストとして働きたいなら...

さて、ここまでメディカルアロマセラピストの仕事や必要な資格について紹介してきましたが、いざ求人を探すとなるとなかなか大変ですよね。メディカルアロマセラピストという職業はまだ知名度こそ低いものの、探せば意外と求人は存在します。

リジョブはアロマに関する求人数が業界最大級で、新着求人も常に更新されていますので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

薬剤師の資格をもっているなら…

自力でメディカルアロマセラピストの求人を探すのは結構な労力を要しますが、薬剤師の資格をおもちの方は転職サイトを利用することでスムーズに転職できる可能性があります。

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